真実を知ること

真実を知ることは勇気がいること。これは先日読んだ小説から感じたことです。10年前に殺害された息子の犯人逮捕により突きつけられた真実を知る父の気持ちを描いた作品でした。父にとって亡くなった長男は勉強も運動もがんばるいい子でした。亡くなってからもその記憶は変化することはなくなぜ彼が犠牲にならなければいけなかったかを自問自答する日々を10年間過ごしてきました。ある日突然1本の電話がなり犯人逮捕の知らせが飛び込んできます。しかし彼は父が思うような決していい子ではなかったことを犯人の自供により知ることになるのです。
生きている人間は常日頃変化をして行きます。そしてよいこともすれば、あまりよろしくない行いをすることだってあります。しかし死んだ人はそこで時間の流れが止まってしまいます。だからこそ突きつけられた真実を受け入れる事は本当に辛いものになるのかもしれません。
私は日常生活を送る中で、知らなくてもよいこともあると感じることがあります。全てを知ることで傷つくのであれば分からないままでいることも一つの手段ですし、それは人への気配りのような気もします。白黒はっきりさせずに曖昧さを持つことも時として必要な気がします。嘘をつくことはよくありませんが人や自分を守る嘘も時として必要なのではと感じることがあるものです。

体に優しい餃子パーティー

友人宅でおこなわれた餃子パーティーに参加しました。メニューは水餃子、焼き餃子、シンガポールライス、サラダなどなど。料理のお供にはビールやワインも登場し、最高に美味しくて楽しいパーティーとなりました。最近は餃子の皮の種類も豊富でそれぞれの用途別にパッケージングされて売られています。そのためレシピによって「もちもち」や「パリパリ」といった異なった食感を手軽に味わえるのも嬉しい限りです。
この日のレシピは日々の暮らしについて書かれ雑誌に掲載された記事を参考にして作ったそうです。この雑誌は数十年前から創刊されており私の母も時々購入して読んでいるそうです。シンプルで素材の味を生かした家庭料理のレシピはとても定評があります。今回のパーティーの主役である餃子も具には野菜がたくさん使われていてヘルシーでした。そのためたくさん食べても胃がもたれることなどはありません。また雑誌には余った具や皮で出来る調理方法も紹介されています。もし余ってしまっても翌日の夕飯まで十分に活用できそうです。
私はこの雑誌の編集を行っている人のエッセイを読んだことがあります。日常を大切に過ごしている人の目線で描かれていて優しい気持ちになれたことを覚えています。美味しい料理と良好な人間関係があれば人生は豊かになること間違いなしです。プラスして素敵な書籍を生活に取り入れることは更によりよい方向へと導いてくれそうです。大切な友人との楽しい食事はいつも大切なことを気付かせてくれるものです。

This entry was posted on 2015年7月12日, in 食べ物.

美味しい食事に花を添えた歴史の話

昨日友人達とイタリア料理を食べに行きました。ワインと供にチーズやオリーブなどのつまみ、パスタやピザを食べながら楽しいひと時を過ごしました。美味しい食事とお酒はその場にいる人の心をとても心地よいものにしてくれます。そして気の置けない素敵な仲間と過ごす時間は気持ちを解放させ元気にさせてくれるものです。仕事の話や家族の話などで盛り上がった中で一番面白い話題は「歴史」についての話でした。友人の中に歴史好きな男性がおり過去の有名な武士について熱く語り始めたのです。私は学生時代の授業を思い出しながら熱心に耳を傾けました。彼はどうやら戦国時代の武将のファンらしくその時代がいかにすごかったかを饒舌に話していました。なぜ武将が登場たかというと、その友人のお子さんのために数年前に購入した「兜」についての話が発端でした。こどもの日に飾る兜には当時の戦国武将のモデルがあるそうです。戦国時代を愛する友人は兼ねてから大ファンであった武将のモデルを購入したとのことでした。私の友人には男女問わず歴史を熱く語る人達が何人かいます。彼らは時代小説も好きで数巻出ている大作を読む事が至福の幸せだと語る人達も少なくありません。私も一度は人を魅了する大作を読んでみようかと考えた楽しい夜でした。

ハワイの集落で暮らす女性が書いた書籍

欲しいものは大抵の場合お金を支払うことで手に入れることが出来ます。それは物に限らず人から受けるサービスにも言えることです。あらゆるものが世の中に流通していると言っても過言ではありません。しかしながらお金では買えないものも当然ながらあります。それては人の心です。愛情や友情の真髄は金銭で動かすことは困難なものの一つだと言えます。しかしながら人間関係は金銭問題で壊れてしまうことはあります。人と人の関係はとても繊細なものだと思います。
先日ある女性の書籍を見つけました。世界中を旅した彼女はハワイの自然に囲まれたある集落に落ち着きました。そこにはゆったりとした時間と暖かい人々が共存した暮らしがあります。そして何より驚きなのは彼女が住む家は木造建築でもコンクリートでもなくまるでビニールハウスのようなおうちです。床にはカーペットを引いていますがそれをめくれば土です。
また自給自足のため毎日生きていくために労働は事欠かせません。どんなに体が疲れても心は疲れることはないストレスから解放されたライフスタイルがそこにはあるそうです。
人の価値観はそれぞれです。物に溢れた生活が幸せと思う人がいれば自然のなかでシンプルに人生を開拓する人もいます。そしてこの書籍の中には人と人が供に助け合いながらもどこか自立した関係がある気がします。現代社会で生きる上でお金や人間関係は悩みのタネの一つです。ハワイの集落で暮らすことは難しいことですが、こうした書籍から現代社会で生きる術を少しでも学びたいものです。

友人から貰ったフリーペーパーから得る刺激

今からかれこれ10数年前に発行されていたフリーペーパーを読んでみました。当時の音楽、アートなどのカルチャーや映画評論家のお悩み相談など面白い記事が満載の冊子です。今はなきクラブのスケジュールも載っていて様々なミュージシャンの名前もチェックすることが出来ます。今では音楽好きな人達の間で名の知れたバンドもこのフリーペーパーが配布されていた時は小さなクラブで演奏していたのだと思うと感慨深いものがあります。小さめなサイズでページ数が20ページ位のこぢんまりとしたフリーペーパーですがお金を払ってでも読みたくなるような凝縮された内容になっています。この冊子は当時クラブに遊びに行っていた友人から引っ越しの時にもらったもので今では我が家の家宝になりました。部屋の押し入れに約20冊ほどの家宝達が眠っている訳です。そして時々、生活に何か刺激がほしいときに取り出してじっくり読むことにしています。10年以上も前のものですが色褪せないエッジの効いたかっこよさを感じます。そして読み返す度に新たな発見が出来るのも魅力なのです。時代は変われどよいものの質は根本的に変わらないものです。自分が年を重ねてもこのフリーペーパーのよさが分かる大人でありたいものです。

This entry was posted on 2015年5月28日, in 過ごし方.

思春期を題材に書いた小説にどっぷりと浸ること

面白い小説は一度読み始めると中断することが出来なくなるものです。電車の中や待ち時間、家でゴロゴロとしている時などにその本を読みながら、ストーリーや展開が知りたいと思いワクワクすることも少なくありません。
先日長編小説に定評がある作家の作品を読みました。読んだ作品は短編ではありませんがどちらかというと短めな小説です。思春期を迎えた女性が、ある夜家出をして一晩繁華街で過ごすストーリーです。その夜に出会った人々を通して主人公の心の変化が描かれていました。心境の移り変りがとても繊細に表現されており、自分も10代に戻り主人公と一緒に夜中の街を彷徨っている感覚を覚えました。大きな事件が起こったりドラマティックにストーリーが展開するわけではありませんが、その夜に出会った人達との出会いは彼女が大人へと成長する過程で大切な経験だったのだと思います。
この作品を通して人は1日として同じ日を過ごすことはないのだと感じました。何気ない日常には毎日変化が潜んでいるものです。この小説を通して改めて生きることや暮らすことの大切さを感じました。あまりにも夢中になってしまい1日で読み終えてしまいましたが、私の心には印象深く刻まれた作品となりました。

禅の言葉を知ること

以前神社でおみくじを引いた時にとても興味深いことが書かれていました。それは「水はどんな器にもなじみ、形を臨機応変に変えることができる。どんな姿にも変わることが出来る柔軟性を持っているが時として石をも砕く威力をもたらす」といったことが書かれていました。それから数年が経ち禅について書かれた随筆を読んだ時に「少水常流如穿石」という言葉に出会いました。この言葉は「わずかな水の流れも絶やさず流れていれば石をも砕いてしまう」という意味です。おみくじに書かれていたことと随筆から学んだ言葉は私の心に深く刻まれています。
「禅」はとても注目されています。日々の慌ただしい生活でついつい忘れてしまいがちなことを気付かせてくれるからでしょうか。私はこの随筆を時折眠る前に読むことにしています。心が乱れそうな時や気持ちが沈んでいる時に読むことで、ひたむきに生きる大切さを学ぶことが出来るからです。
シンプルな考えを持ち、いつでも平常心で生きていたいと思います。しかしなかなか上手くはゆかないものです。上手くゆかない時にぶち当たった時、自分のモチベーションを変えることで物事はよい方向へ運ぶことも少なくありません。「禅」についての書籍を読むことで新しい言葉に出会い、気持ちを落ち着かせることは自分の生き方と向き合うよい時間になりそうです。

生活に取り入れたい友人のお薦め書籍たち

ピラティスのインストラクターをしている私の友人は、美容や健康に関する知識が豊富です。一緒に食事に出掛けたりお酒を飲んでいる時に日常生活で簡単におこなうことが出来るエクササイズなどを教えてくれるのでとてもよい勉強になります。先日は肩甲骨を動かす簡単な運動を教えてくれました。肩甲骨をクルクルと回すだけで脂肪を燃焼させる細胞が働くため体もポカポカして代謝も活発にしてくれるそうです。手軽に出来るので毎日の家事や仕事の合間にも活用しています。
数週間前に彼女のおうちに遊びに行った時のこと、食品についての豆知識が載った本やストレッチについて書かれた書籍を借りました。野菜を豊富にとることの出来るレシピやヘルシーな保存食の作り方など素敵な情報が盛りだくさんの作品でした。彼女が書棚から私に貸す本をピックアップしている時に「これもついでに」と言われて差し出された作品がありました。その書籍はお酒について書かれたものでした。私は思わず笑ってしまうと同時に、改めて友人であり飲み友達である彼女を誇らしく思いました。飲みすぎはよくありませんが少々のアルコールは体によいという節もあります。またお酒を我慢してストレスを溜めるよりも、楽しくアルコールを摂取することは精神的にもいい効果があるという話も聞いたことがあります。健康であるためにこれからも友人の推薦する書籍をたくさん読みつつ、体にも優しいストレスフリーな生活を送っていきたいと感じました。

This entry was posted on 2015年4月13日, in 過ごし方.

日常生活で取り入れたいお金の知識

お金についての価値観は人それぞれです。先日お金とよい関係を築くことについて書かれた本を読みました。とても分かりやすく表現されており非常に面白かったです。お金について言われていることに「寂しがりやのため仲間を求めて集まるところに集まる」という話があります。また風水で用いられる説には財布の色にこだわりを持つこと、水回りをきれいにすることで財を得ることができるというものもあります。色々な説があるとは思いますがこの書籍を読んで感じたことは、生活の中でしっかりとした経済観念を持つことが大切ということでした。経済観念はもともと培われている人もいれば、ある分だけ使ってしまう「ざる」と呼ばれる人もいます。観念や価値観に対しても人それぞれなのです。貯蓄が得意な人、不得意な人がいるのはそのためだと思います。しかし観念という難しい言葉に囚われずに、日常生活で出来るところから始めることが家計にも有効な経済的思考を持つ一歩のようです。何はともあれまずは自分の財布にいくら入っているかを把握するところから始めることがいいかもしれません。
金銭にまつわることはシビアなため、友人との会話では真に迫った話はできないものです。しかししっかりとした観念は生きていく上での大切な術です。本を読むことで「お金」について少しでも考えることが出来れば、自分にとって本当に大切なことが見えてくるかもしれません。

This entry was posted on 2015年3月29日, in 過ごし方.

落語と文学を楽しむ要素とは

落語の鑑賞に行ってきました。噺家が舞台の上で臨場感たっぷりに話すストーリーはとても面白いものです。演目にはお酒の失敗談や人を騙そうとして自分がドツボにはまってしまうというどこか間の抜けたものが多く、どこか憎めない主人公が織りなす話は大人になるほど面白さが分かってくるものです。また一つの演目に行くまでに繰り広げられる小話にもオチがあり、涙を流しながら笑っているお客さんも少なくありません。先日拝見した演目はお酒に酔った登場人物がある夢を見るといったものです。夢の中で天狗や神様などのこの世に存在しない架空の存在となっているキャラクター達に出会いながらとてもハッピーな夢を見るという話を聞きました。お酒をたらふく飲んで見た夢には、酔っ払いならではの失敗があるものです。この失敗が落語にいいオチを与えていたのも確かです。文学の世界にもお酒を飲んだ失敗談を描いた作品があります。最近読んだエッセイでは、作者が酔っぱらって帰宅して朝起きたら頭の上に靴があったというものでした。この随筆も落語の小話として使えそうなものです。お酒は飲んでも飲まれるなとよくいいますが、酒飲みだからこそ分かる失敗もあるものです。飲み過ぎはよくありませんが生きていく中で培われる経験は文学や漫談を楽しむ要素として活躍してくれそうです。